事業内容business

method 製法について

フリーズドライ製法とは

水分を含んだ食品や食品原料をマイナス30℃程度で凍結し、さらに減圧して真空状態で水分を昇華させて乾燥させる製法です。
食品が凍っている状態で十分に圧力を下げると、食品中の水分が固体[氷]から直接気体[水蒸気]に変化して、食品の表面から外部へ蒸発します。

フリーズドライの仕組み

特徴

  • 食品中のビタミンなどの栄養成分や風味の変化が少ない
  • 多孔質で水や熱湯が浸入しやすいので、復元性・溶解性が良い
  • 低水分であるため、微生物の作用が抑制され、長期保存できる。
昇華により氷が気体になり食品が乾燥
フリーズドライ装置

瞬間油熱乾燥法(フライ製法)とは

日清食品の創業者である安藤百福が開発した、乾燥した麺を短時間で復元する製法であり、当社では具材の製造に応用している。
食品を高温の油に入れると食品中の水が沸騰して外に弾き出され、乾燥時間を調整することにより 食品をほぼ完全乾燥の状態にすることができ、長期保存が可能となる。

瞬間油熱乾燥法(フライ製法)の仕組み

特徴

  • 乾燥時に食品が加熱されることで特有の調理感、食感、美味しさが生まれる。
  • 微細な穴が多数残るため、熱湯を注ぐと極短時間で軟化して食べる事ができる。
  • 低水分であるため、微生物の作用が抑制され、長期保存できる。
フライ装置